新大統領の誕生に向けて
11月9日、ついにクリントンを破ってトランプ"大統領"が誕生した。
ほぼ真っ赤だ。
世論調査とのズレが大きく、
一般的にアメリカ市民はエスタブリッシュメントを嫌うとはいえ、私はてっきりクリントンが勝つと思っていた。
「大改造」
アメリカ市民、とくに低賃金労働者(ブルーワーカー)の集まる貧困層層が、不平等や収入格差に声をあげた。
投票した人の内訳をみると、
トランプ支持者の半数以上が白人男性・女性で占められ、
対してクリントンの方はその他ヒスパニッシュや黒人の支持者が多い。
もともと国家自体が移民によって構成されたアメリカが、今度は移民に対して何らかの措置を取り始める。
"Deglobalization"という言葉が広がり始めた時代、"トランプ大統領"の元でどんどん保守的な政策が取られていくのだろうか。
どんな政策をとるのであれ、アメリカの核の傘に守られている日本は、その影響をダイレクトに受けるだろう。
"戦後は続くよどこまでも"
そんな言葉が聞こえてくる。